擬似言語の書き方記号の早見表と確認クイズ
科目Bのプログラムは、IPA が決めた「擬似言語」で書かれます。よく出る書き方をまとめました。正式な仕様は、試験の問題冊子に載っている説明で必ず確認してください。
変数の宣言と代入
整数型: x ← 5 整数型: i, j 文字列型: name ← "FE" x ← x + 1
「型名: 変数名」で宣言し、← で値を入れます(代入)。型には 整数型・実数型・文字型・文字列型・論理型 があります。
演算子と優先順位
| 種類 | 演算子 |
|---|---|
| 単項 | not + − |
| 乗除 | × ÷ mod(余り) |
| 加減 | + − |
| 比較 | = ≠ < > ≦ ≧ |
| 論理積 | and |
| 論理和 | or |
上ほど先に計算します。and と or は、左側だけで結果が決まると右側を計算しません。
配列
整数型の配列: a ← {4, 8, 15, 16}
a[1] /* 4(番号は 1 から) */
aの要素数 /* 4 */
aの末尾に 23 の値を追加する
整数型の配列: b ← {5個の 0}
番号は 1 から始まります。最後の要素は a[aの要素数] です。
条件分岐
if (x > 0) /* x が正のとき */ elseif (x = 0) /* x が 0 のとき */ else /* それ以外 */ endif
繰り返し
while (条件) /* 条件が true の間、繰り返す */ endwhile do /* 先に1回実行してから条件を調べる */ while (条件) for (i を 1 から n まで 1 ずつ増やす) /* i = 1, 2, …, n */ endfor
for は「減らす」もあります(例: i を n から 1 まで 1 ずつ減らす)。
関数と手続
○整数型: add(整数型: a, 整数型: b) return a + b ○show(整数型: x) /* 値を返さない手続 */ 大域: 整数型: count ← 0 /* どの関数からも使える大域変数 */
「○戻り値の型: 名前(引数)」で関数を、戻り値の型を書かずに手続を宣言します。
このサイトでの約束
- 整数どうしの
÷は、商(小数点以下を切り捨てた値)として計算します。本番では問題文の説明に従ってください。 print(値)は、値を表示するためのこのサイト独自の命令です。本番の擬似言語にはありません。- 関数の中身は、○の行より字下げして書きます。
確認クイズ
プログラムを実行したときに、print で表示される値を答えてください。